守成クラブで紹介と商談を広げるコツ|例会での動き方・つなぎ方・記録
守成クラブで紹介と商談を広げるには、月1回の例会の前に自社PRと紹介してほしい相手を決め、当日の出会いをその日のうちに記録して、次の商談につなぐことが大切です。この記事では、守成クラブ本部の公式サイトで説明されている例会の形をふまえ、場面ごとの動き方をまとめます。
守成クラブの例会「仕事バンバンプラザ」の仕組み
守成クラブは、株式会社日本商工振興会が運営する、中小企業の経営者による会員制の会です。創設者の伊藤小一氏が、2002年4月に創設しました。名前は「創業は易し、守成なり難し」という言葉から来ています。
守成クラブ本部の公式サイトでは、本音で自社をPRし、互いに実利に徹して売上を伸ばすことを第一の目的としていると説明されています。活動の中心は、月に1回開かれる例会「仕事バンバンプラザ」です。公式サイトでは、例会は次の3つで構成されると紹介されています。
- 名刺交換会:参加者全員と一度に名刺交換をする
- 車座(テーブル)商談会:同じテーブルになった人と人脈を深め、自社をPRする
- 商談懇親会:懇親の場で、すぐに商談をする
例会は「会場」ごとに開かれ、本部の案内では、正会員は全国どの会場の例会にも参加できるとされています。進め方の細かな点は会場によって異なることがあるため、所属する会場の決まりも確認しておきましょう。
例会の前に準備すること:自社PRと紹介してほしい相手
例会では、短い時間に多くの人と出会います。準備がないと、名刺の束だけが残りがちです。例会の前に、次の3つを決めておきます。
- ひとことの自社PR:何をしている会社で、どんな人の役に立てるかを、短く言えるようにします。
- 紹介してほしい相手:業種・状況・困りごとで具体的にします。伝え方は「紹介してほしい人の伝え方」で解説しています。
- 会いたい業種:自分のお客様とよく関わる仕事の人を考えておくと、名刺交換のあとに話を広げやすくなります。
手帳やメモに、聞きたいことを1つだけ書いておくのもよい方法です。限られた時間でも、話のきっかけになります。
名刺交換会・車座商談会・商談懇親会での動き方
例会の3つの場面は、それぞれ役割が違います。場面ごとに意識することを変えると、出会いを商談につなげやすくなります。
- 名刺交換会:一人ひとりと話せる時間は短くなります。名前と仕事を覚えてもらうことに絞り、ひとことの自社PRを伝えます。
- 車座(テーブル)商談会:同じテーブルの人と、少し深く話せる場面です。自社PRに加えて、相手の仕事や困りごとも聞きます。
- 商談懇親会:気になった相手と、もう一歩話を進める場面です。「後日あらためてお話しできますか」と、次に会う約束をしておきます。
どの場面でも、自分の話だけで終わらせないことが大切です。相手の仕事を聞いておくと、あとで「この人に合う人がいる」と気づけることがあります。
紹介の受け方・つなぎ方:会員どうしをつなぐときの注意
例会で出会った人から、知り合いを紹介したいと言われることがあります。また、自分が会員どうしをつなぐこともあります。紹介は、紹介する人の信用の上に成り立つものです。受けるときも、つなぐときも、次の点に気をつけます。
- 紹介を受けたら早めに連絡する:紹介された相手には、できるだけ早く連絡します。紹介者の顔を立てることにもなります。
- 紹介者に経過を伝える:会えたかどうか、どうなったかを紹介者に報告します。報告のしかたは「紹介者への報告の仕方」で解説しています。
- つなぐ前に双方の了承をとる:連絡先を渡す前に、紹介される人にも一声かけます。
- つなぐ理由を添える:本人が伝えてよいと言った範囲で、「〇〇でお困りだと聞いたので」と理由を伝えると、双方が話を始めやすくなります。
なお、公式サイトでは、守成クラブへの入会には紹介者(正会員・準会員)の推薦が必要とされています。ゲストとしての体験参加も、原則1回までで、正会員・準会員の紹介が必要と案内されています。知人を例会に誘うときは、所属する会場の窓口に手続きを確認しておくと安心です。
例会のあとの記録とフォロー:出会いを次の商談に活用する
月に1回の例会では、一度に多くの名刺が集まります。次の例会までに日がたつと、誰とどんな話をしたかを忘れてしまいます。例会の日のうちに、次のことを残しておきます。
- 出会った人と仕事:名前と、ひとことで言える仕事の内容
- 話したこと:相手の困りごとや、紹介してほしい人
- 約束したこと:資料を送る、後日会う、誰かを紹介する
- どの会場の例会か:複数の会場に参加する場合は特に大切です
記録をもとに、翌日までにお礼の連絡を送ります。紹介のやり取りが始まったら、「出した・もらった」で記録を続けると、止まっている紹介に気づけます。項目の例は「交流会の紹介を『出した・もらった』で記録する方法」で紹介しています。
よくある質問
ほかの会場の例会にも参加できますか?
守成クラブ本部の案内では、正会員は全国どの会場へも参加でき、その場で商談交流ができるとされています。申し込みや詳しいことは、参加したい会場の窓口に確認してください。
会員でなくても例会に参加できますか?
公式サイトでは、ゲストとしての体験参加は原則1回までで、正会員・準会員の紹介が必要と案内されています。知り合いの会員に相談してみるとよいでしょう。
まとめ
守成クラブで紹介と商談を広げるには、月1回の例会の前にひとことの自社PRと紹介してほしい相手を決め、名刺交換会・車座商談会・商談懇親会のそれぞれで動き方を変えることが大切です。紹介を受けたら早めに連絡して紹介者に報告し、例会の日のうちに出会いと約束を記録しておきましょう。
※ 当社は、記事で取り上げた団体とは関係がありません。会の仕組みや決まりは変わることがあるため、最新の情報は各団体の公式サイトでご確認ください。