紹介者への報告の仕方|紹介を受けたあとの流れと、経過・結果・見送りの伝え方(例文つき)
紹介を受けたら、まず紹介者にお礼を伝え、紹介先へはできるだけ早く連絡します。そのあとは、面談や結果の節目ごとに紹介者へ短く報告するのが基本です。この記事では、初回連絡から結果の報告まで、紹介を受けたあとの流れと伝え方をまとめます。
紹介を受けたあとの流れと、紹介者への報告のタイミング
紹介を受けてから結果が出るまでは、おおむね次の流れで進みます。
- 紹介者へのお礼:紹介を受けたその日のうちに
- 紹介先への初回連絡:できるだけ早く
- 紹介先との面談:話を聞き、必要なら提案する
- 紹介者への経過報告:会えた、提案した、などの節目で
- 紹介者への結果報告:受注したときも、しなかったときも
紹介者への報告は、この流れの中で「節目ごとに短く」伝えるのが基本です。紹介した人は、あなたと紹介先の両方を気にかけています。結果だけでなく、途中の様子が分かると安心できます。
紹介先への初回連絡はスピードが大切
紹介先への最初の連絡は、できるだけ早く行います。時間があくと、紹介先は紹介を受けたことを忘れてしまったり、「本当に連絡が来るのかな」と不安になったりします。紹介者も「ちゃんと連絡してくれたかな」と気にしています。
初回の連絡では、次のことを伝えます。
- 誰からの紹介か(紹介者の名前を最初に)
- 自分が何をしている者か、短く
- まずは話を聞かせてほしいこと、会う方法や日程の候補
たとえば、メッセージで連絡する場合は次のような書き方です。
「はじめまして。〇〇様からご紹介いただきました、△△の□□と申します。〇〇様から、××のことでお考え中と伺いました。もしよろしければ、一度お話を聞かせていただけないでしょうか。ご都合のよい日時や、対面・オンラインのご希望をお聞かせください。」
紹介先は、まだあなたに興味があるとは限りません。最初から売り込まず、相手の都合を優先した連絡を心がけます。連絡したら、紹介者にも「ご連絡しました」とひとこと伝えておくとていねいです。
紹介者への経過報告で伝えること・伝えないこと
経過報告は、長い文章でなくてかまいません。たとえば次のような内容です。
- 紹介先と会えたこと、どんな雰囲気で話ができたか
- 次の予定(提案をする、検討してもらっている、など)
- あらためてのお礼
文にすると、たとえば「先日ご紹介いただいた〇〇様と、昨日お会いしました。いろいろとお話を伺えて、来週あらためてご提案することになりました。つないでいただき、ありがとうございます。」くらいの長さで十分です。
一方で、紹介先から聞いた相談の中身、お金の話、家族や会社の事情などは、紹介者であっても勝手に伝えないようにします。報告は「会えた」「話が進んでいる」といった様子にとどめ、詳しいことを伝える場合は紹介先の了承を得てからにします。最初の連絡のときに「〇〇様には、お会いできたことなどをお伝えしてもよろしいですか」と確認しておくと安心です。士業など守秘義務のある仕事では、相談を受けたことや依頼の有無そのものを伝えてよいかも含めて、紹介先の了承を得てから報告してください。判断に迷うときは、所属団体の規程を確認しましょう。
結果の報告と、受注しなかったときの伝え方
結果が出たら、受注したかどうかにかかわらず報告します。
受注したとき
お仕事をいただけたことと、紹介へのお礼を伝えます。紹介者は、自分の紹介が役に立ったことが分かり、うれしく感じるものです。仕事が始まったあとも、納品や手続きが無事に終わったときなどに「おかげさまで、無事に終わりました」とひとこと伝えると、紹介者はより安心できます。
受注しなかったとき
見送りの報告は気が重いものですが、伝えないままにすると、紹介者は「どうなったのだろう」と気にし続けることになります。たとえば次のように、事実とお礼を簡潔に伝えます。
「先日ご紹介いただいた〇〇様とお話ししました。今回は見送りとなりましたが、お会いできてよい時間でした。つないでいただき、ありがとうございました。」
見送りの理由を細かく説明したり、紹介先を悪く言ったりする必要はありません。紹介先との関係を保っておけば、時期が変わって相談をいただくこともあります。報告した日を記録しておく方法は「紹介のお礼と報告を記録すると、紹介が続く理由」で解説しています。
よくある質問
紹介者への報告は、電話とメッセージのどちらがよいですか?
普段のやり取りに合わせてかまいません。短い経過報告はメッセージで十分なことが多く、受注のお礼など大切な報告は、会ったときや電話で直接伝えると気持ちが伝わりやすくなります。
結果が出るまで時間がかかるときは?
検討に時間がかかる場合は、「まだご検討中です」と途中で一度伝えておきます。何の連絡もない期間が長くなるほど、紹介者は気にかけるものです。
紹介先と連絡がつかないときは?
何度か連絡しても返事がない場合は、紹介者に「ご連絡しましたが、まだお返事をいただけていません」と状況だけを伝えます。紹介者を急かす形にならないよう、伝え方に気をつけます。
まとめ
紹介を受けたら、紹介者へのお礼と紹介先への初回連絡を早めに行い、面談や結果の節目ごとに紹介者へ短く報告します。経過報告では紹介先の事情を勝手に伝えないこと、受注しなかったときも事実とお礼を伝えることが大切です。こうした対応の積み重ねが、次に紹介をお願いするときの信頼にもつながります。
紹介の記録を1か所にまとめる方法は、ご縁ナビのページで紹介しています。