紹介者との関係を長く続けるコツ|近況の共有・お返し・定期的な連絡と記録
紹介者との関係を長く続けるには、紹介のお礼と報告で終わらせず、その後も近況を伝え、自分からも相手の役に立てることを探すことが大切です。この記事では、近況の共有、お返し、定期的な連絡、記録の4つに分けてコツをまとめます。
紹介者との関係を長く続けるには「紹介のあと」も連絡を続ける
紹介をもらったら、お礼を伝え、経過と結果を報告する。ここまでは意識している人も多いでしょう。けれど、報告が終わると連絡が途切れてしまい、気づけば何か月も話していない、ということはよくあります。
紹介者との関係を長く続けるには、次の4つを意識します。
- 近況を共有する:紹介とは関係のない話も含めて、ときどき伝える
- お返しを考える:紹介で返すだけでなく、相手の役に立てることを探す
- 定期的に連絡する:用事がなくても、間をあけすぎない
- 記録をつける:いつ何を話したかを残し、連絡の抜けを防ぐ
紹介を受けた直後の報告の仕方は「紹介者への報告の仕方」で解説しています。この記事では、その先の関係づくりを中心にまとめます。
紹介者に近況を共有する:紹介の話だけで終わらせない
紹介者に連絡するのが、紹介をお願いするときだけだと、相手は「用があるときだけ連絡が来る」と感じてしまいます。紹介とは関係のない近況も、ときどき伝えるようにします。
伝えやすい近況は、たとえば次のようなものです。
- 新しく始めたこと、仕事の幅が広がったこと
- 勉強会や研修で学んだこと
- 相手の業界や地域に関係しそうな話題
- 以前相手から聞いた話について、その後どうなったか気にかけていること
近況を伝えると、相手はあなたの今の仕事を知ることができます。結果として、次に紹介できそうな人がいたときに思い出してもらいやすくなります。
ただし、お客様の名前や相談の中身など、他人の情報は本人の了承なく話題にしないようにします。士業など守秘義務のある仕事では、依頼の有無も含めて、話してよいかを本人に確かめてからにしましょう。
紹介者へのお返しの考え方:紹介と、紹介以外の形
紹介を受けたら、何かお返しをしたいと考えるものです。お返しには、いくつかの形があります。
- 紹介で返す:相手が紹介してほしい人を聞いておき、思い当たる人がいれば、本人の了承を得てからつなぎます。
- 情報で返す:相手の仕事に役立ちそうな情報や、勉強会の案内などを伝えます。
- 応援で返す:相手の発信に反応する、相手の仕事を知り合いとの会話で話題にするなど、小さな応援も伝わります。
紹介の数がちょうど同じになる必要はありません。相手のことを気にかけ続けていることが伝われば十分です。
お礼の品や謝礼を考える場合は、紹介に対してお金を払う・受け取ることが、業種によっては法律や所属団体の規程で制限されている場合があります。迷うときは所属団体や専門家に確認してください。お礼と報告を伝えるタイミングや記録のしかたは「紹介のお礼と報告を記録すると、紹介が続く理由」でまとめています。
紹介者への定期的な連絡の目安と、間があいたときの再開のしかた
連絡の間隔に決まりはありませんが、自分なりの目安を決めておくと、連絡が途切れにくくなります。
- 季節の節目に連絡する:年末年始や年度の変わり目など、あいさつしやすい時期を使います。
- 会う機会を使う:交流会や勉強会で顔を合わせたら、短くても近況を話します。
- 相手の節目に連絡する:開業や移転、新しいサービスの開始など、相手の知らせを見かけたら一声かけます。
しばらく連絡していなかった相手にも、気負わずに連絡して大丈夫です。たとえば次のような形です。
「ごぶさたしております。以前、□□様をご紹介いただいた(自分の名前)です。おかげさまで、その後も△△の仕事を続けています。〇〇様のお仕事はいかがですか。」
いきなり紹介のお願いを書くより、近況とあいさつだけのほうが、相手も返事をしやすくなります。
紹介者ごとの記録で、連絡の抜けを防ぐ
紹介者が増えると、誰にいつ連絡したかを覚えておくのが難しくなります。紹介1件ごとのお礼と報告の記録とは別に、紹介者一人ひとりについて、次のことを残しておきます。
- 紹介を受けた日と、紹介された相手
- お礼と報告をした日
- 最後に連絡した日と、話したこと
- 相手が紹介してほしい人、相手の近況
月に一度、記録を見て「最後に連絡した日」が古い人に声をかけるだけでも、関係は途切れにくくなります。誰からの紹介がどうつながったかを見たいときは「紹介の連鎖を見える化する方法」が参考になります。
よくある質問
紹介された話がまとまらなかった場合、紹介者とは気まずくなりませんか?
見送りになったことも、お礼とともに短く伝えれば、気まずくなりにくいものです。つないでもらえたこと自体に感謝を伝え、その後も近況のやりとりを続けましょう。
紹介者にお返しの紹介ができていません。どうすればよいですか?
無理に紹介を探す必要はありません。相手が紹介してほしい人を覚えておき、思い当たる人が出てきたときにつなげば十分です。それまでは、情報や応援など、ほかの形で関係を続けましょう。
まとめ
紹介者との関係を長く続けるには、お礼と報告のあとも、近況を共有し、紹介や情報でお返しを考え、季節や相手の節目に連絡を続けることが大切です。紹介者ごとに最後に連絡した日を記録しておくと、連絡の抜けを防げます。紹介の記録を1か所にまとめる方法は、ご縁ナビのページで紹介しています。