交流会の1on1(個別面談)の進め方|事前準備・当日の聞き方・記録のしかた

交流会の1on1(個別面談)は、相手の仕事と「紹介してほしい人」を深く知り、お互いに紹介し合える関係をつくる場です。準備・聞き方・記録の3つを押さえると、1回の面談を次の紹介につなげやすくなります。この記事では、その具体的な進め方をまとめます。

交流会の1on1は「相手を知る」ための時間

交流会や紹介の集まりでいう1on1とは、メンバー同士が1対1で時間をとって話す個別面談のことです。社内で上司と部下が行う「1on1ミーティング」とは別のもので、会によって呼び方や進め方は違いますが、目的はおおむね共通しています。

  • 相手の仕事の内容と強みを知る
  • 相手が紹介してほしい人を具体的に知る
  • 自分のことも知ってもらい、紹介し合える関係をつくる

1on1は、その場で売り込むための時間ではありません。相手のことをよく知り、「この人に合う人がいたらつなごう」と思える状態をつくることが、1on1の進め方の基本です。

1on1の事前準備:調べること・聞くこと・自分の資料

  • 相手のことを調べておく:ホームページや、会での発表内容を見ておきます。基本的なことを先に知っておくと、当日はもう一歩深い話ができます。
  • 聞きたいことを3つほど決める:その場で考えると、雑談だけで終わりがちです。
  • 自分の紹介資料を用意する:仕事の内容、お客様の例、紹介してほしい人をまとめた1枚があると、相手が後から見返せます。
  • 時間と場所を決めておく:対面かオンラインか、どのくらいの時間にするかを事前に合わせておきます。

当日の聞き方と話す順番(質問の例)

当日は、相手の話を先に聞くと進めやすくなります。たとえば次の順番です。

  1. 相手の仕事を聞く:「いまの仕事を始めたきっかけは何ですか」「どんなお客様が多いですか」
  2. 相手の強みを聞く:「お客様からよく喜ばれるのはどんなことですか」「同業の方と違うところはどこですか」
  3. 紹介してほしい人を聞く:「どんな方を紹介されるとうれしいですか」「その方はどんなことを口にしていそうですか」
  4. 自分のことを話す:相手の話を受けて、自分の仕事と紹介してほしい人を伝えます。
  5. 次にやることを決める:紹介できそうな人がいれば、どうつなぐかを相談します。

話す時間は、お互いにおおよそ半分ずつを意識すると、どちらか一方だけが話して終わることを防げます。相手が話しているあいだは、自分の話をはさまずに最後まで聞き、分からない言葉はその場で確かめます。「たとえばどんな方ですか」と具体例をたずねると、紹介してほしい人の姿がはっきりしてきます。

聞きながらメモをとってかまいません。相手の言葉をそのまま書いておくと、あとで紹介するときに相手の言い方で伝えられます。自分の側の伝え方は「紹介してほしい人の伝え方」を参考にしてください。

1on1が終わったあとの記録のしかた

1on1の内容は、時間がたつとすぐに忘れてしまいます。終わったらその日のうちに、次の項目を残しておきます。

  • 日付と相手の名前:いつ、誰と話したか
  • 相手の仕事と強み:ひとことで言える形に
  • 相手が紹介してほしい人:相手の言葉のままメモする
  • 思い浮かんだ紹介先:「あの人に合いそう」と思った人の名前
  • 約束したこと:資料を送る、誰かを紹介する、次に会う日など

1on1から紹介が生まれたら、紹介のやり取りとして記録を続けます。残しておきたい項目は「交流会の紹介を『出した・もらった』で記録する方法」で解説しています。

1on1のあとの次の行動(お礼・約束・紹介)

  • お礼の連絡をする:当日か翌日に、時間をとってもらったお礼を送ります。約束したことがあれば、あわせて書いておきます。
  • 約束したことを実行する:資料の送付や紹介の打診など、約束したことは早めに動きます。
  • 紹介先を探し続ける:その場で思い浮かばなくても、記録を見返し、合う人に出会ったときにつなぎます。
  • 間をあけてまた話す:仕事の内容や紹介してほしい人は変わっていきます。しばらくたったら、近況を聞く機会をつくります。

お礼の連絡は、たとえば次のような短い文で十分です。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。〇〇のお話がとても印象に残りました。△△の方に出会ったら、ご紹介させてください。お約束の資料は、明日までにお送りします。」

当日の話の中から1つ具体的なことにふれると、きちんと聞いていたことが伝わり、相手の記憶にも残りやすくなります。

よくある質問

1on1の時間はどのくらいが目安ですか?
会の決まりや相手の都合によって違います。初回は、お互いの仕事と紹介してほしい人を聞ける時間をとれるよう、事前に相談して決めておくと安心です。

オンラインの1on1でも同じように進められますか?
進められます。画面で資料を見せられるので、自分の仕事を説明しやすい面もあります。通信がうまくいかないときに備えて、連絡先は事前に交換しておきます。

その場で紹介できる人が思い浮かばなかったら?
無理に名前を出す必要はありません。「合いそうな方がいたらご連絡します」と伝え、記録に残しておけば、後から紹介につながることがあります。

まとめ

交流会の1on1は、相手の仕事と紹介してほしい人を深く知り、紹介し合える関係をつくる時間です。事前に相手のことを調べて聞きたいことを決め、当日は相手の話を先に聞き、終わったらその日のうちに記録して、お礼と約束したことに動きましょう。

紹介の記録を1か所にまとめる方法は、ご縁ナビのページで紹介しています。

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