どの交流会が売上につながっている?会費と時間に見合うかを測る5つの数字
交流会や紹介コミュニティには、会費だけでなく、毎週の参加や1対1の面談など、多くの時間を使います。複数の会に入っていると、「どの会が本当に売上につながっているのか」が分からなくなりがちです。この記事では、会ごとの成果を測るための5つの数字と、判断のしかたをまとめます。
会ごとの成果を測る理由
交流会の成果は、感覚で判断されがちです。「よく紹介をもらう気がする」「雰囲気が合う」といった印象は大切ですが、それだけでは、会費と時間に見合っているかは分かりません。
会ごとに数字を並べておくと、続ける会、関わり方を変える会を、落ち着いて判断できるようになります。
会ごとに見たい5つの数字
- 出会った人数:その会で新しく知り合った人の数
- 紹介の件数:その会から生まれた紹介の数(もらった件数)
- 商談・案件の数:紹介や出会いから、実際に商談や案件になった数
- 受注件数と受注金額:その会を起点に成約した件数と金額
- 成約率:受注件数 ÷ 案件の数
この5つを会ごとに並べると、「人とはたくさん出会えるが案件になりにくい会」「出会いは少ないが成約しやすい会」のように、それぞれの特徴が見えてきます。
費用は「会費+時間」で数える
会に使っている費用は、会費だけではありません。参加や準備、1対1の面談に使う時間も費用です。
- 会費:年会費・月会費・参加費
- 参加の時間:定例会への参加と移動の時間
- 面談の時間:会のメンバーと個別に会う時間
時間は、「自分の1時間あたりの売上の目安」を決めて金額に置き換えると、会費と合わせて比べやすくなります。正確でなくても、会どうしを比べる物差しとしては十分です。
続けるか、見直すかの考え方
数字が出そろったら、受注金額と費用を会ごとに比べます。ただし、すぐに「数字が低い会はやめる」と決める必要はありません。次の点もあわせて考えます。
- 期間:入会して間もない会は、関係づくりの途中です。半年〜1年の単位で見ます。
- 紹介の連鎖:その会で出会った人から、別のところで紹介が広がっていることがあります。
- 関わり方:役割を引き受ける、面談の相手を変えるなど、関わり方で成果が変わることもあります。
紹介が広がる流れの見方は、「紹介の連鎖を『誰から誰へ』で見える化する方法」で解説しています。
数字を出すために記録しておくこと
会ごとの数字を出すには、普段の記録に「流入元(どの会か)」を付けておくことが欠かせません。人を登録するとき、紹介を記録するとき、案件を作るときに、どの会がきっかけかを必ず残します。
あとから思い出して付けるのは難しいので、会の帰りにその日の出会いを入れる習慣をつけるのが近道です。
まとめ
交流会の成果は、出会った人数・紹介件数・案件数・受注・成約率の5つと、会費と時間をあわせた費用で比べると見えてきます。数字は、会をやめるためではなく、時間とお金の使い方を考えるための材料です。まずは記録に流入元を付けるところから始めてください。