ホームページの問い合わせを増やす導線の見直し方|ボタン・フォーム・スマホ
ホームページからの問い合わせを増やしたいときは、新しいページを作る前に、訪れた人が問い合わせまでたどり着く「導線」を見直すと手をつけやすくなります。見直す場所は、ボタンの位置、フォームの項目数、電話番号の見せ方、スマホでの表示、そして数の記録です。この記事では、それぞれの確かめ方をまとめます。
ホームページの問い合わせを増やすには、まず「導線」を見直す
導線とは、サイトを訪れた人が、問い合わせまでたどり着く道すじのことです。問い合わせを増やしたいとき、新しいページを作る前に、今ある道すじに迷うところがないかを見直すと、手をつけやすくなります。
見直す場所は、主に次の5つです。
- 問い合わせボタンの位置と文言
- フォームの項目の数
- 電話番号の見せ方
- スマホで見たときの表示
- 見直しの前後の数の記録
まずは、初めて訪れた人の気持ちで、自社のサイトを開いてみましょう。サービスのページから問い合わせの送信まで、実際に操作してみると、迷うところに気づきやすくなります。
問い合わせボタンの位置と文言
問い合わせのボタンが、ページのいちばん下にしかないと、最後まで読んだ人しか見つけられません。次のような場所に置くと、「相談したい」と思ったときにすぐ押せます。
- ページの上部(メニューの中や、画面の右上など)
- サービスの説明や、進め方の説明のすぐ後
- それぞれのページの最後
ボタンの文言も見直しましょう。「送信」「こちら」だけでは、押したあとに何ができるのかが分かりません。「見積もりを相談する」「空き状況を問い合わせる」のように、押したあとにできることが分かる言葉にすると、ためらいが減りやすくなります。
また、問い合わせの前に、何を書けばいいか、返事がいつごろ来るかが分かると、安心して連絡できます。ボタンの近くや、フォームの上に短く書いておきましょう。
フォームの項目は「最初の連絡に必要なもの」に絞る
フォームの入力欄が多いと、途中でやめてしまう人が出やすくなります。最初の問い合わせで、本当に必要な項目だけに絞りましょう。
- 最初に聞きたい項目:名前、連絡先(メールアドレスや電話番号)、問い合わせの内容
- あとで聞いてもよい項目:住所、会社の規模、希望の時期など
入力が必須の項目には、分かりやすく印をつけます。入力に間違いがあったときに、どこを直せばよいかが分かる表示になっているかも確かめましょう。
送信したあとの画面や、自動で届く返信のメールで、「受け付けました」「〇営業日以内にご連絡します」のように伝えると、送った人が安心できます。
フォームから送られたメールが社内に届いていないと、せっかくの問い合わせを取りこぼしてしまいます。ときどきテストで送信して、届くかを確かめましょう。届かないときの確認の順番は、「WordPressのお問い合わせフォームのメールが届かない!」にまとめています。
電話番号の見せ方と、スマホで見たときの表示
急ぎの相談や、文章で説明しにくい相談は、電話のほうが連絡しやすい人もいます。電話番号は、ページの上部や問い合わせのページなど、見つけやすい場所に載せましょう。
- 受付の時間と、休みの日を一緒に書く
- スマホでは、番号をタップすると電話をかけられるようにする
- 番号を画像だけで載せない(タップや文字のコピーができないため)
スマホで見たときに、ボタンが小さくて押しにくい、フォームの入力欄が画面からはみ出している、ということもあります。パソコンでは問題がなくても、スマホでは使いにくいことがあるため、自分のスマホで次の点を確かめましょう。
- 問い合わせのボタンや電話番号が、すぐに見つかるか
- ボタンが、指で押しやすい大きさか
- フォームを最後まで入力して、送信できるか
- 表示が遅く、待たされる感じがないか
表示の遅さが気になる場合は、「WordPressの表示速度を改善するには?」も参考にしてください。
見直しの前後で、数を記録して比べる
導線を直したら、その前と後で、問い合わせの数を比べます。月ごとに、次のような数を記録しておくと、変化が分かりやすくなります。
- フォームからの問い合わせの数
- 電話での問い合わせの数(「ホームページを見た」と言われたものなど)
- 問い合わせのページが見られた回数
ページが見られた回数は、アクセス解析(サイトへの訪問を数える仕組み)で確かめられます。問い合わせのページはよく見られているのに送信が少ないときは、フォームに迷うところがあるのかもしれません。反対に、問い合わせのページがあまり見られていないときは、ボタンの位置や文言を見直すきっかけになります。
一度にたくさん変えると、どの変更が効いたのかが分かりにくくなります。直すところを1つか2つに絞り、しばらく様子を見てから次に進むのがおすすめです。
よくある質問
問い合わせが少ない原因は、導線だけですか?
導線のほかに、サイトを訪れる人の数や、サービスの説明が伝わっているかも関わります。まずは、自社で直しやすい導線から見直し、数を記録しながら進めましょう。
フォームの項目を減らすと、必要な情報が足りなくなりませんか?
最初の連絡で、連絡先と相談の内容が分かれば、残りは返事のときに聞くこともできます。返事で聞くことを先に決めておくと、項目を絞りやすくなります。
まとめ
ホームページからの問い合わせを増やすには、まず導線を見直します。問い合わせボタンは見つけやすい場所に置き、押したあとにできることが分かる文言にします。フォームの項目は最初の連絡に必要なものに絞り、電話番号はスマホでタップしてかけられるようにしましょう。直したら、前と後で数を記録して比べ、少しずつ改善を続けることが大切です。