WordPressの表示速度を改善するには?計測のしかたと見直す4つのポイント

WordPressの表示速度を改善するには、まず計測して今の状態を知り、画像・プラグイン・キャッシュ・サーバーの4つを順に見直すのが基本です。いきなり設定を変えるのではなく、「測る→見直す→もう一度測る」をくり返すと、何が効いたのかが分かります。この記事では、その進め方を順番に紹介します。

WordPressの表示速度改善は「計測→見直し→再計測」の順で

ホームページの表示が遅いと感じたとき、最初にやることは「測ること」です。体感だけで判断すると、改善したのかどうかが分かりにくくなります。

進め方は、次の順番が基本です。

  1. 今の表示速度を計測して、記録しておく
  2. 遅くなっていそうな原因の見当をつける
  3. 1つずつ見直す
  4. もう一度計測して、変化を確かめる

見直すポイントは、主に画像、プラグイン、キャッシュ、サーバーの環境の4つです。一度にたくさん変えると、どれが効いたのか、どれが不具合の原因になったのかが分からなくなります。1つ変えたら1回測る、と決めておくと安心です。

表示速度の計測・確認のしかた(スマホ・複数ページ・複数回)

表示速度は、無料で使える計測用のWebサービスなどで確かめられます。多くの場合、URLを入力すると、表示にかかった時間や改善のヒントが表示されます。

計測するときは、次の点を意識すると、結果を正しく読み取りやすくなります。

  • スマートフォンとパソコンの両方で見る:結果が大きく違うことがあります。
  • 複数のページを測る:トップページだけでなく、よく見られるページや、画像の多いページも測ります。
  • 何回か測る:通信の状態などで、毎回少しずつ結果が変わります。
  • 日付と結果を記録する:改善の前と後を比べられるようにします。

ツールが出す点数や数値の基準は、ツールごとに考え方が異なります。点数そのものを追いかけるより、改善の前と後の比較や、実際にスマートフォンで開いたときの体感を大切にしましょう。

また、WordPressにログインしたままサイトを見ると、ふだんの訪問者とは表示のされ方が違うことがあります。体感を確かめるときは、ログアウトした状態や、別のブラウザでも見てみてください。

画像の容量を見直す(表示が遅い原因になりやすい)

表示が遅い原因として、まず見直したいのが画像です。スマートフォンやデジタルカメラで撮った写真は、そのままだと容量がとても大きいことがあります。

  • 表示される大きさに対して、縦横のサイズが大きすぎないか
  • 圧縮して、容量を小さくできないか
  • 写真やイラストに合った形式になっているか

画像は、アップロードする前に準備しておくのがいちばん効率的です。具体的な方法は「WordPressの画像容量を軽くする方法」で詳しく解説しています。

プラグインと、外部の埋め込みを見直す

プラグインは便利ですが、数が増えるほど、ページを表示するときの処理が増えることがあります。数だけでなく、中身も見直しましょう。

  • いまは使っていないプラグインが、有効のまま残っていないか
  • 同じような機能のプラグインが、複数入っていないか
  • 見た目の効果(動きのある表示など)のために、重い処理が入っていないか

あわせて確認したいのが、外部のサービスの埋め込みです。地図、動画、SNSの投稿などをページに埋め込むと、そのぶん読み込みが増えます。本当にそのページに必要か、リンクで代わりにできないかを考えてみてください。

プラグインを止めたり削除したりする前には、バックアップを取っておきましょう。整理の手順は「入れっぱなしのプラグインを見直す手順」にまとめています。

キャッシュの仕組みと、使うときの注意点

キャッシュとは、一度作ったページを保存しておき、次からはそれを使い回して速く表示する仕組みです。WordPressは、見られるたびにページを組み立てるため、キャッシュを使うと表示が速くなることがあります。

キャッシュは、プラグインで設定する方法と、サーバーの機能を使う方法があります。注意したいのは次の点です。

  • 同じ役割のキャッシュの機能を重ねて使うと、不具合の原因になることがある
  • 設定によっては、更新した内容がすぐに表示に反映されないことがある
  • お問い合わせフォームなど、キャッシュしないほうがよいページもある

サーバーとPHPの環境を確認する

サーバーの環境も、表示速度に関わります。WordPressを動かしているPHP(サーバーで動くプログラムの言語)は、新しいバージョンになるにつれて、処理の速さも改善されてきています。ただし、上げる前には準備が必要です。手順は「WordPressのPHPバージョンとは?」で解説しています。また、契約しているサーバーのプランが、サイトの規模やアクセスに合っているかも確認しておきましょう。

よくある質問

計測ツールの点数が低いと、問題がありますか?
点数だけで良し悪しは決まりません。改善のヒントとして使い、前と後を比べる目安にするのがおすすめです。

速くするためのプラグインを入れれば解決しますか?
効果が出ることもありますが、画像が重いままだったり、プラグインが多すぎたりすると、十分に改善しないことがあります。まず原因を確かめてから選びましょう。

自分でやるのが不安です。
設定の変更で表示が崩れることもあるため、バックアップを取ってから進めるか、サイトの管理を任せている会社に相談してください。

まとめ

WordPressの表示速度を改善するには、まず計測して記録し、画像・プラグイン・キャッシュ・サーバーの環境を1つずつ見直します。変えたら、もう一度計測して変化を確かめましょう。点数だけにこだわらず、スマートフォンで実際に開いたときの見やすさを大切にすると、訪問者にとって使いやすいサイトに近づきます。

今のサイトの状態を確認する

URL をお知らせいただければ、更新状況を確認してご提案します。

お問い合わせフォーム

1〜2営業日以内にメールでご返信します。* は必須です。

入力いただいた情報は、お問い合わせへの回答とご連絡のためにのみ使用します(プライバシーポリシー)。