ホームページのSSL(https)、きちんとできている?確認する5つのポイントとWordPressの設定
ホームページのアドレスが「https」で始まっていれば安心、と思いがちですが、一部のページだけ http のままだったり、証明書の更新が止まっていたりすることがあります。この記事では、SSL(https)がきちんとできているかを確認する5つのポイントと、WordPress で見ておきたい設定をまとめます。
SSL(https)とは
SSL は、ホームページを見ている人とサーバーの間の通信を暗号化する仕組みです。SSL に対応したページは、アドレスが「https://」で始まります。
お問い合わせフォームに入力された名前やメールアドレスなども、SSL によって守られます。SSL に対応していないページは、ブラウザに「保護されていない通信」などと表示され、見た人を不安にさせてしまいます。
1. ブラウザで、証明書が有効か確認する
ホームページを開き、アドレス欄の左側にあるアイコンを押すと、接続が保護されているかどうかと、証明書の情報を確認できます。
SSL の証明書には有効期限があります。多くのサーバーでは無料の証明書が自動で更新されますが、ドメインやサーバーの設定を変えたあとなどに、更新が止まってしまうことがあります。証明書の情報から、有効期限が切れていないかも見ておきましょう。
2. 「http://」で開いたときに、https に切り替わるか
アドレス欄に「http://」から始まるアドレスを入力して開いてみます。自動で「https://」のページに切り替われば問題ありません。
切り替わらない場合は、同じページが http と https の両方で表示される状態です。サーバーの管理画面などで、https への転送(リダイレクト)を設定します。「www」があるアドレスと、ないアドレスの両方で確認しておくと確実です。
3. WordPress のアドレスの設定
WordPress の管理画面の「設定」→「一般」にある、次の2つを確認します。
- WordPress アドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
どちらも「https://」で始まっていれば問題ありません。ここを書き換えると、管理画面に入れなくなることもあるため、変更する場合は先にバックアップを取り、慎重に行ってください(バックアップの取り方)。
4. 画像などが http のままになっていないか(混在コンテンツ)
ページは https でも、その中の画像や読み込んでいるファイルが「http://」のアドレスのままだと、鍵マークに注意の表示が出たり、画像が表示されなかったりします。これを「混在コンテンツ」と呼びます。
以前は http で運用していたサイトを https に切り替えた場合に起きやすく、投稿の本文やテーマの設定に、古いアドレスが残っていることが原因です。まとめて書き換える方法もありますが、データベースを直接変更することになるため、必ずバックアップを取ってから行います。
5. フォームと主なページを確認する
- お問い合わせフォームのページが https で開くか
- フォームを送信したあとの完了ページも https か
- トップページだけでなく、会社概要やサービスのページも https で開くか
フォームのメールが届くかもあわせて確認しておくと安心です(フォームのメールが届かないとき)。
まとめ
SSL(https)は、証明書の有効期限、http からの転送、WordPress のアドレスの設定、混在コンテンツ、フォームと主なページの5つを確認すれば、きちんとできているかが分かります。一度設定すれば終わりではなく、サーバーやドメインの変更のあとにも確認する習慣をつけておきましょう。